開削工法と非開削工法の違いとは

query_builder 2025/02/01
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電気・ガス・水道などは、私たちの生活に欠かせない重要なライフラインです。
都市部を中心とする生活圏では、そのライフラインの多くは地中に埋設されています。
今回の記事では、インフラ工事における開削工法と非開削工法の違いについてご紹介します。
▼開削工法と非開削工法の違い
埋設方法には、大きく分けて開削工法と非開削工法があります。
■開削工法
開削工法は、地面を機械や人力で必要な深さまで掘削して、ガス管や下水道管などを布設する工法です。
浅いところに埋設する場合や、地下埋設物が支障とならない場合などに用いられます。
地上面を掘削するため、非開削工法と比較して工事費用を抑えられるメリットがあります。
■非開削工法
交通量の多い道路や、下水道管の埋設位置が深いなどの理由で開削工法が適さない場合は、推進工法やシールド工法などの非開削工法が採用されます。
・推進工法…推進管という円筒状の管を推進機と一緒に、発進立坑に設置された油圧ジャッキで前進させる工法
・シールド工法…油圧ジャッキで掘削機を直接前進させ、掘られたトンネル内で枠を組み立てる工法
非開削工法は開削工法に比べ、地表への影響・工事に伴う騒音・振動・粉じんなどを抑えられるため、環境対策に優れています。
▼まとめ
開削工法は地面を掘削してガス管や下水道管を布設する工法で、工事費用を抑えられるメリットがあります。
また非開削工法は、交通量の多い道路や下水道管の埋設位置が深い場合などに用いられ、環境対策に優れています。
横須賀市の『有限会社ケイシ建工』ではガス管工事を専門とし、インフラの整備や公共施設の運営に欠かせない業務を担っております。
前向きに取り組める人材を募集しておりますので、管工事に興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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