基礎工事の流れ

query_builder 2025/04/01
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基礎工事は長い間建物を支える役割を担うため、安全性を左右する大変重要なものです。
しかし「基礎工事はどのように進められるのか分からない」という方も、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、基礎工事の流れについて解説します。
▼基礎工事の流れ
①地縄張り・遣り方工事
まず敷地に縄やビニールひもなどで地縄張りを行い、建物の位置を確認します。
その後、建物の位置や高さなどを実際に表すため木の杭を使って、敷地に仮設物を立てる遣り方工事を行います。
②掘削工事
基礎をつくるために、パワーショベルで地盤を掘り起こします。
その後の作業にも影響するため、地面が平滑になっていることが大切です。
③砕石敷き
建物の基礎を配置する地面に、建物が沈み込まないよう砕石と呼ばれる細かく砕いた石を敷き詰める作業です。
砕石を敷き詰めた後、さらに地面をしっかり固めるため機械を使って転圧します。
④捨てコンクリートを流す
この時に流す捨てコンクリートは、建築位置の印を付けることが目的なため建物の強度に直接関わりません。
また全ての基礎工事で行うわけではなく、その土地に合わせて選択されます。
⑤配筋
基礎として必要な鉄筋を、図面通りに組み立てていく作業です。
配筋は基礎の寿命や強度に直接影響するため、非常に重要な工程です。
⑥型枠設置とコンクリートの打設
型枠とは、コンクリートを流し固めるために設置する、木製や鉄製などの枠です。
型枠設置後、建物の構造材と基礎をつなぐ金属製の部材を設置し、コンクリートを流し込みます。
⑦型枠を外す
コンクリートの強度が出るまで養生したら、型枠を外します。
ひび割れや不良がないかを確認し、なければ基礎工事の完成です。
▼まとめ
基礎工事の流れは、大きく分けて7つの工程で行われています。
流れを確認しておくことで、安心して依頼できるでしょう。
横須賀でガス管工事を専門に行う『有限会社ケイシ建工』では、現場作業員を募集しております。
未経験の方でもサポートいたしますので、ぜひご応募ください。

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